七福神のご利益で金運アップ!開運招福のお金の神様のパワーと名前の由来を解説

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お金は生きる上で必要なものなので、金運について気になる方は多いでしょう。

金運アップ方法は数多くありますが、なかでも神社や寺院に参拝してご利益を得るのが効果的とされています。

神様に直接金運アップをお願いできるので、お金に恵まれる未来を引き寄せやすくなりますよ。

なかでも縁起が良い神様として広く知られているのが「七福神」です。

7人の福を運んでくれる神様は、昔から人々に愛されていて、現在でも深く信仰されています。

それぞれの神様でご利益は違うので、内容を知って参拝しましょう。

本記事では、金運アップを目指す方向けに「七福神のご利益」を紹介します。

七福神のご利益を受ける方法なども解説しているので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

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七福神が生まれた起源とは

七福神は室町時代後期から庶民を中心に広がっていった信仰で、最初は恵比寿・大黒天の2人だけだったといわれています。

時代の移り変わりに合わせて徐々に増え、現在の7人に至ったとされています。

江戸時代には七福神信仰が全国的に周知され、七福神を祀る寺社巡りも流行したそうですよ。

当時の庶民が七福神にこだわったのは、「七難即滅・七福即生」との考え方だったといわれています。

「仏教を信じ、教えを守れば、7つの不運や災難が消えて7つの幸せがもたらされる」との意味です。

当時の人々は、7つの幸せを得るために「7」の数字にこだわっていたとされています。

実際、風水でも「7」は縁起が良い数字とされていますし「ラッキーセブン」という言葉もありますよね。

七福神は人々に豊かさをはじめ7つの福を与える神様なので、ぜひご利益を知って参拝すると、幸せな未来に一歩近づけるでしょう。

七福神とは?神様のご利益と由来を解説

七福神それぞれの神様が持つご利益は何か気になりますよね。

続いては、七福神にはどんな神様がいるのか・ご利益について紹介します。

由来や逸話などもまとめているので、ぜひチェックしてください。

  1. 大黒天
  2. 恵比寿
  3. 福禄寿
  4. 弁財天
  5. 布袋尊
  6. 毘沙門天
  7. 寿老人

それでは、それぞれの項目について詳しく解説します。

その1:大黒天

大黒天は、農業の神様で金運・財運のご利益が抜群だといわれています。

金運や五穀豊穣、出世・商売繁盛の神様として有名ですよ。

頭に頭巾を被り、右手に小槌、左手に大きな袋を持った見た目をしています。

大きな福耳をしていて、穏やかで優しい顔をしているので、幸せを運んでくれそうな印象を受けますよ。

もともとはヒンドゥー教の主神で、破壊・戦闘・財福の神様です。

日本に仏教が伝わった際、金運の神様である大国主命の同一神となったので、神社のホームページなどを見ると「大国主命(大黒天)」と表記される場合も多く見られます。

大黒天は古くから商売繁盛や五穀豊穣のご利益があるとされ、人々から厚く信仰されています。

打出の小槌から幸運、袋から豊かさがもたらされるでしょう。

また、袋を米俵に代えて表現する場合もあります。

ちなみに、次に紹介する恵比寿と親子とされ、一緒に祀る神社も多いですよ。

その2:恵比寿

恵比寿は商売繁盛の神様です。

釣竿と大きな鯛を持っているので、漁業の神様としても有名です。

右手に持つ釣り竿には「釣りして網せず」意味があり、「欲張りにならず清い心を持って日々努力しましょう」との思いが込められていますよ。

七福神では、唯一日本の神様です。

昔から商売繁盛・大漁追福・五穀豊穣を願って、人々から深く信仰されていますよ。

大きな福耳と穏やかな笑顔が特徴で、幸せを運んでくれそうな見た目をしています。

恵比寿は神社によって呼び方が違う神様です。

「蛭子命」「事代主命」「少彦名命」「彦火火出見尊」として祀られ、なかでも蛭子命と事代主命が多いですよ。

また、漢字表記も恵比寿以外に「蛭子」「恵比須」「夷」「恵美須」など数多くあります。

どれも「えびす」と読み、意味も一緒です。

日本でトップクラスに入る金運や豊かさを象徴する神様なので、ぜひ参拝してお金に恵まれる運気をいただきましょう。

その3:福禄寿

福禄寿は、財運招福や延命長寿など、金運・健康運アップにご利益がある神様です。

頭が長く、身長は90センチほどしかないといわれています。

二頭身の姿が特徴なので、マスコットキャラクターのようなスタイルです。

スタイルが悪いといわれる福禄寿ですが、左手に宝珠・右手に巻物を持ち、幸運の象徴である亀と鶴を従えています。

名前の由来には、次のように幸せな意味が込められています。

  1. 「福」:幸福(充実した人生・子宝)
  2. 「禄」:身分(金銭的豊かさ・地位・名誉)
  3. 「寿」:寿命(長寿・健康)

福禄寿は、人生におけるさまざまな幸運をもたらす神様なので、七福神の中でもオールラウンダーな存在です。

金運だけでなく、全体的に運気アップを目指したい方におすすめです。

その4:弁財天

弁財天は、七福神の中で唯一の女性の神様です。

諸芸上達や学徳成就などの神様で、芸能や音楽の仕事で成功したい方におすすめです。

琵琶を抱えている姿から、音楽をはじめとする芸能の神様として人々に広まったとされています。

また、弁財天は蛇を従えている姿でも有名です。

蛇は幸運の象徴で、何度も脱皮する様子から「お金が何度も戻ってくる」意味合いを持ちます。

そのため、弁財天には金運アップのご利益もあるといわれていますよ。

日本では財宝の神様として祀られることが多く、もともとは才能の神様を象徴するため「弁才天」と表記されていましたが、最近では「弁財天」とも表されます。

神社によっては、「銭洗い弁財天」が祀られている場所もあるでしょう。

弁財天は、もともとヒンドゥー教のサラスヴァティーという河の神さまです。

日本では、市杵嶋姫命(イチキシマヒメ命)と同一神とされ、どちらも最高に美しい女神さまとして有名です。

美しい女神から金運を授かりたい方は、ぜひ弁財天に願い事をしましょう。

その5:布袋尊

布袋尊は千客万来や商売繁盛のご利益がある神様で、唯一実在の禅僧です。

契此(かいし・けいし)という唐の時代の中国に実在した僧だといわれています。

笑顔で持っている袋から人々に幸運を与える神様で、金運をはじめ夫婦円満・子宝などさまざまなご利益があるとされていますよ。

ちなみに、布袋尊が持っている袋は「堪忍袋」で、「堪忍袋の緒が切れる」の堪忍袋と一緒です。

大きなお腹と福耳に満面の笑みを浮かべている、誰からも愛される見た目をしていることから、人々から厚く信仰されています。

また、布袋尊は予知能力に優れているといわれ、予知したことを外したことがないとか。

あなたの願いを布袋尊に伝えると、幸せな未来を与えてくれるでしょう。

その6:毘沙門天

毘沙門天は武道の神様で、七福神の中で唯一武将の格好と厳しい表情をしています。

ヒンドゥー教では、財宝を司る神様でもあり、仏教を保護する四天王の1人ともいわれています。

四天王の中で最も強い神様であり、大きな力を持っているとされていますよ。

悪い運気を振り払い人々に財宝をもたらすので、金運に恵まれない方におすすめです。

また、毘沙門天の右手にはお釈迦様の遺骨が入った宝塔があります。

仏教で最も大切なものといっていいお釈迦様の遺骨を手に持っているので、毘沙門天の強さが分かる見た目です。

ちなみに、毘沙門天の生まれ変わりは上杉謙信といわれています。

上杉謙信は武将としてトップクラスの実力を持っていました。

約70回の戦闘のうち敗戦は2回なので、毘沙門天の生まれ変わりといわれても納得できますよね。

武将の姿をしている毘沙門天ですが、もとは財宝の神様なので金運アップ効果が高いですよ。

その7:寿老人

寿老人は、南極星の人格化といわれ、幸福長寿・福徳智慧の神様として知られています。

南極星は竜骨座の1等星で「カノープス」という星です。

星の中で一番明るいシリウスの次に明るい星だといわれていますよ。

古代中国では南極星を見ると天下統一が起こるといわれていました。

寿老人は名前に「寿」とあるように、長寿のご利益があります。

しかし、ただの長生きではなく、豊かさを手に入れた上での長寿です。

参拝するとご利益で老後も豊かな生活ができるようサポートしてくれるでしょう。

人生を通して豊かさに恵まれたいと願う方は、ぜひ寿老人にお願い事をしてみてください。

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七福神のご利益で金運を上げる方法

七福神のご利益で金運を上げる方法は、次の3つです。

  1. 七福神を象ったお守り・置物を取り入れる
  2. 大黒天や恵比寿が祀られた神社にお参りする
  3. 七福神めぐりをする

それでは、それぞれの項目について詳しく解説します。

方法その1:七福神を象ったお守り・置物を取り入れる

七福神のお守りや置物を取り入れると、神社などで参拝するのと同じような開運効果を期待できます。

特にお守りは神様の分身といわれています。

神社で祈祷された縁起の良いものなので、肌身離さず持ち歩くと、金運アップ効果を高められるでしょう。

また、置物に関してはインテリアとして取り入れるといいですよ。

風水で良い場所に置くと、開運効果を高められます。

おすすめの置き場所は、玄関と財布の保管場所です。

玄関は風水において運気の出入り口とされています。

七福神の置物を玄関に飾れば、良い運気を取り入れてくれるでしょう。

金運アップを目指す方は、財布の保管場所に七福神の置物を飾るのもいいですよ。

財布に七福神のパワーが宿るので、おすすめです。

方法その2:大黒天や恵比寿が祀られた神社にお参りする

金運や商売繁盛にご利益がある七福神の神様が祀られた神社仏閣にお参りし、願い事をするのも効果的です。

神社などは、七福神の家といっても過言ではありません。

直接金運アップの祈願をできるので、ぜひ参拝しましょう。

芸能の世界で成功して収入を上げたいなら弁財天、商売で成功して収入を上げたいなら布袋尊が祀られた神社に訪れるなど、授かりたいご利益によって場所を決めてください。

本記事では、七福神の中でも金運アップのご利益がすごいとされる大黒天が祀られている、全国の有名な神社をまとめました。

  1. 甲子大黒天本山(山形県米沢市)
  2. 松林山 大圓寺(東京都目黒区)
  3. 妙林寺(愛知県小牧市)
  4. 大國主神社 敷津松之宮(大阪府大阪市)
  5. 南蔵院(福岡県糟屋郡)

それでは、それぞれの項目について詳しく解説します。

その1:甲子大黒天本山(山形県米沢市)

参照:やまがたへの旅|甲子大黒天本山

甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。

坂を登った先に本堂があり、大きな大黒天の像が迎えてくれますよ。

金色の大黒天の顔は笑顔で、見るだけで開運効果がありそうと感じるでしょう。

大黒天の後ろに賽銭箱があるので、神様に「お邪魔します」と気持ちを伝え、お参りしてください。

甲子大黒天本山に足を運んだら、大黒天様の言葉が綴られたおみくじを引きましょう。

1枚ずつ手書きで書かれたおみくじで、色紙なのが特徴です。

表に大黒天の言葉、裏に解説が書かれていますよ。

ちなみに「大凶」は「大響」と書かれていて、「大いに心を響かせ、心が満たされる豊かな生活を送りましょう」との意味合いが綴られています。

同じ大凶でもポジティブに受け取れるので、ありがたみを感じるでしょう。

また御朱印が金色の文字で書かれているので、金運アップ効果を期待できると評判ですよ。

住所 〒992-0076
山形県米沢市小野川町2580
アクセス JR米沢駅よりタクシー・バスで約30分
参拝時間 9:00〜17:00
電話番号 0238-32-2929
御祭神 甲子大黒天

その2:松林山 大圓寺(東京都目黒区)

参照:しながわ観光協会|松林山 大圓寺

松林山 大圓寺は、新東京百景の指定を受けているパワースポットです。

『甲子祭り』が有名で、60日に1回開催されます。

商売繁盛の神様である大黒天を祀るお祭りです。

金運アップのご利益を受けやすくなるので、ぜひ参拝するといいでしょう。

また、『花祭り』も有名で、国の重要文化財指定の釈迦如来が開帳されますよ。

は、新東京百景の指定を受けているパワースポットです。

松林山 大圓寺に訪れたら参拝だけでなく、金運アップのお守りを手に入れましょう。

なかでも、『福授け大黒天』は、大金を手に入れるご利益があると有名ですよ。

金色の小判型で、大黒天様が描かれているお守りです。

持ち歩くとお金が引き寄せられるといわれているので、訪れた際はぜひ購入しましょう。

住所 〒153-0064
東京都目黒区下目黒1丁目8番5号
アクセス JR山手線「目黒駅」より徒歩3分
参拝時間 8:00~17:00
電話番号 03-3491-2793
御祭神 大黒天・釈迦如来

その3:妙林寺(愛知県小牧市)

参照:日蓮宗尾張伝道センター|妙林寺

妙林寺は、1416年に創建された歴史あるお寺です。

昭和59年に建設された「日本一の鐘つき大黒天」の石像があります。

右手に小槌、左肩に福袋を担ぎ、米俵の上に立っています。

にこやかな表情から、足を運んだ人々に数多くの福を運んでくれるでしょう。

大黒天の背後に、鐘が建てられていて「金のなる鐘」と呼ばれています。

鐘の音を聞くと、ご利益があると有名ですよ。

誰でも鐘を鳴らせるので、ご利益を授かりたい方はぜひ鳴らしましょう。

大黒天の台座部分は部屋になっていて、招福めぐりができます。

出口近くの部屋に「身代わり大黒天」がいて、体や運気の不調を治してくれるとされます。

調子が悪い部位をさすりながら「南無妙法連華経」と唱えると、不調から回復するといわれているので、ぜひ実践しましょう。

住所 〒485-0029
愛知県小牧市中央6丁目272
アクセス 名鉄小牧線「小牧駅」よりタクシーで3分
参拝時間 参拝自由
電話番号 0568-77-0414

その4:大國主神社 敷津松之宮(大阪府大阪市)

参照:関西の自社めぐり|敷津松之宮・大国主神社 商売繁盛の種銭でご利益アップ

大國主神社は、金運・縁結びの神様である大国主命・素戔鳴尊が祀られているパワースポットです。

近くに今宮戎神社があるので、併せて参拝する方もいます。

敷津松之宮には大黒様と日出大國社が大きく文字で書かれていて、中では木彫りの大黒様が微笑んでいますよ。

木彫りの像としては日本一の大きさを誇ります。

また、大國主神社には大黒様の遣いである白ネズミの像があり、金運・財運アップのご利益があるので、触れるとご利益を得られるでしょう。

宝くじ当選祈願で訪れる方が多いので、ぜひ立ち寄った際は触れてみてください。

金運・財運のご利益を得られる大國主神社ですが、最も有名なのは『種銭』です。

大國主神社で手に入れた種銭を財布に入れると、お金が増えるといわれています。

ぜひ大國主神社に立ち寄った際は、手に入れましょう。

住所 〒556-0015
大阪府大阪市浪速区敷津西1丁目2-12
アクセス 大阪メトロ「大国町駅」2番出口より北に徒歩2分
参拝時間 9:00~16:00
電話番号 06-6641-4353
御祭神 大国主命(大黒天)・素戔鳴尊

その5:南蔵院(福岡県糟屋郡)

参照:南蔵院

南蔵院は、住職がジャンボ宝くじで1等前後賞に当選したことから、当選祈願に訪れる参拝客が増えた有名なパワースポットです。

境内にある大黒堂で購入できるお札と宝くじ入れが、ご利益あると参拝客から評判です。

宝くじ入れにお札と宝くじを一緒に保管すると、当選確率がアップすると話題ですよ。

ほかにも世界一のブロンズ涅槃像があることでも有名で、参拝料を収めると体内参拝できます。

境内にはさまざまな像があり、招き猫やカエルなど可愛い像がたくさん置かれています。

招き猫やカエルも金運アップのご利益があるといわれているので、ぜひ一度訪れて宝くじ祈願をすると、億万長者の仲間入りができるかもしれませんよ。

住所 〒811-2405
福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035
アクセス JR福北ゆたか線(篠栗線)城戸南蔵院前駅より徒歩3分
参拝時間 10:00~16:30(土日は9:00〜)
電話番号 092-947-7195
御祭神 大黒天

方法その3:七福神めぐりをする

金運にまつわる神様を祀る神社だけにお参りするだけではなく、七福神を祀る神社すべてを巡るのもおすすめです。

「七福神めぐり」は平安時代から庶民を中心に人気があり、京都を中心にさまざまなコースがあります。

七福神めぐりをする際は、元日から1月7日までの間に行うといいとされています。

上記の期間は「松の内」と呼ばれ、関東では1月15日までといわれていますよ。

松の内は、神様から1年間の加護を受け、幸運を授かる時期とされているので、七福神めぐりにピッタリです。

本記事では、七福神めぐりにおすすめのコースをまとめたので、どのコースを巡るのか決める参考にしてください。

  1. 都七福神めぐり
  2. 泉山七福神めぐり
  3. 伏見五福めぐり
  4. 京の七福神めぐり
  5. 天龍寺七福神めぐり
  6. 京都七福神めぐり

それでは、それぞれの項目について詳しく解説します。

コースその1:都七福神めぐり

都七福神めぐりは、各地によってお参りコースが様々ですが、有名なのは京都のコースです。

京都の都七福神めぐりコースは、下記の通りです。

  1. 恵比寿:恵美須神社
  2. 大黒天:松ヶ崎大黒天
  3. 毘沙門天:東寺
  4. 弁財天:六波羅蜜寺
  5. 福禄寿:赤山禅院
  6. 寿老人:革堂(行願寺)
  7. 布袋尊:黄檗山萬福寺

元旦より1月末まで定期観光バスが運行されているとか。

年明けの人が集まる期間にバスがあるのは嬉しいですよね。

本番の七福神めぐりを体験できるので、ぜひご利益を授かるために七福神めぐりをしましょう。

コースその2:泉山七福神めぐり

泉山七福神めぐりも京都で体験できる七福神めぐりです。

泉山七福神めぐりの特徴は、七福神に加えて「愛染明王」「楊貴妃観音」の九福神を巡拝することです。

中国で「9」は、最大の吉数とされています。

久しく福が続くよう「久福神巡り」とも呼ばれるとか。

泉山七福神めぐりのコースは下記の通りです。

  1. 福禄寿:即成院
  2. 弁財天:戒光寺
  3. 愛染明王:新善光寺
  4. 恵比寿:観音寺
  5. 布袋尊:来迎院
  6. 大黒天:雲竜院
  7. 楊貴妃観音:総本山泉涌寺
  8. 毘沙門天:悲田院
  9. 寿老人:法音院

泉山七福神めぐりは、毎年成人の日に行われるので、ぜひ足を運んでみましょう。

現在では京都だけでなく各地で七福神めぐりがありますが、「七福神めぐり」という呼び名を広めたのは、泉山七福神めぐりが初めてといわれていますよ。

コースその3:伏見五福めぐり

伏見五福めぐりも京都で有名な七福神めぐりです。

毎年元旦から1月15日に開催されています。

京都にある数多くの七福神めぐりの中でも、半日ほどで全て回れるのがポイントです。

七福神めぐりは室町時代に始まったとされますが、伏見五福めぐりは1985年から広まりました。

通常の七福神めぐりとは違い、伏見エリアで有名な寺社のうち、5つの神様にお参りするコースとなっています。

しかしご利益がすごいといわれる伏見エリアの社寺を回るので、お手軽に七福神めぐりをしたい方は、ぜひ参加しましょう。

伏見五福めぐりのコースは、下記の通りです。

  1. 弁財天:長建寺
  2. 日本武尊・応神天皇など:藤森神社
  3. 大黒天:大黒寺
  4. 恵比寿:乃木神社
  5. 神功皇后・仲哀天皇など:御香宮神社

移動時間は徒歩で合計2時間ほどです。

各寺社に滞在する時間を含めても、半日ほどで回れるのは嬉しいですよね。

通常、七福神めぐりは2日かけてすることが多いですが、伏見五福めぐりは半日でできるので、忙しくてなかなか時間が取れない方にもおすすめです。

コースその4:京の七福神めぐり

京の七福神めぐりも京都で有名な七福神めぐりです。

有名な七福神めぐりの1つに「京洛七福神めぐり」があるのですが、京の七福神めぐりと参拝するコースがほとんど一緒とされています。

現在、京洛七福神めぐりはなくなっているので、京の七福神めぐりが主流になっています。

京の七福神めぐりのルートは、次の通りです。

  1. 毘沙門天:毘沙門堂
  2. 布袋尊:長楽寺
  3. 恵比寿:恵美須神社
  4. 大黒天:松ヶ崎大黒天
  5. 弁財天:三千院
  6. 福禄寿:護浄院
  7. 寿老人:革堂(行願寺)

三千院を除けば、全て京都市中心部にあるので、比較的回りやすいでしょう。

1日で全てを参拝したい場合は、三千院ではなく「出町妙音堂」にお参りするのをおすすめします。

コースその5:天龍寺七福神めぐり

天龍寺七福神めぐりは、節分(立春の前日)に行われる京都の七福神めぐりです。

天龍寺の総門前で福笹を受け取り、7つの塔頭をめぐってお札を受け取り、1年の幸福を願います。

天龍寺七福神めぐりのルートは、次の通りです。

  1. 大黒天:三秀院
  2. 毘沙門天:弘源寺
  3. 弁財天:慈済院
  4. 福禄寿:松厳寺
  5. 恵比寿:永明院
  6. 不動明王:寿寧院
  7. 宝徳稲荷:妙智院

天龍寺七福神めぐりでは、七福神の布袋尊と寿老人の代わりが「宝徳稲荷」「不動明王」となっています。

なお天龍寺では天龍寺七福神めぐりだけでなく、節分会も行われているので、ぜひ足を運ぶといいでしょう。

コースその6:京都七福神めぐり

京都七福神めぐりは、1922年に京都の郷土史家・田中緑紅の提案により、京都七福会が結成されて始まったとされています。

京都七福神めぐりのルートは、下記の通りです。

  1. 大黒天:松ヶ崎大黒天
  2. 弁財天:妙音堂
  3. 毘沙門天:廬山寺
  4. 福禄寿:遣迎院
  5. 恵比寿:護浄院
  6. 寿老人:革堂(行願寺)
  7. 布袋尊:大福寺

開始当初は、松ヶ崎大黒天以外の6ヶ所は京都御苑を中心に歩いて回れる距離でしたが、遣迎院が移転してから巡拝しづらくなったといわれています。

とはいっても、金運アップをはじめとする開運パワーが強い寺社を巡るので、運気アップのご利益を得られるでしょう。

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七福神にはそれぞれ異なるご利益があります。

神社やお寺で自分が授かりたいご利益に該当する神様に参拝するのもいいですし、七福神めぐりで全ての神様をお参りするのもいいでしょう。

お守りを持ち歩いたり、置物を飾ったりするのも開運パワーを授かるとされますよ。

金運アップのために七福神のご利益を取り入れるのも大切ですが、金運アップの方法は人それぞれ異なることをご存知ですか?

どんな方法が自分に一番合っているのか、分かっている方はほとんどいません。

もしあなたがその方法を知らずお金に関する問題でお困りなら、金運占いがおすすめです。

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