ドラマ『略奪愛・アブない女』が面白い！あらすじ・キャストを解説【ネタバレあり】

ドラマや映画、小説などフィクションの物語は、他人の人生を追体験する媒体として優れています。

「略奪愛を成就させたい」と考えているのならば、略奪愛をテーマにしたドラマや映画を見てみたいですよね。

本記事ではドラマ『略奪愛・アブない女』の物語のあらすじ、キャストや主題歌などの基本情報や、物語の見どころについて解説します。

「略奪愛」をテーマにした本ドラマを通じて、「略奪愛」のひとつの形を追体験してみてはいかがでしょうか。

ドロドロの略奪愛をリアルに描く！『略奪愛・アブない女』

女性から仕掛ける略奪愛とそれに翻弄（ほんろう）される人間模様を描いた本ドラマ「略奪愛・アブない女」はどんな面白さがあるのでしょうか？

本ドラマの魅力に迫る前に

などの基本情報について解説します。

その1：物語のあらすじ

精神科医の浅野岳史（赤井英和）は妻の樹子（稲森いずみ）と娘の花（林エリカ）の3人で幸せに暮らしていました。

ところが、岳史を「理想の男性」と公言している、樹子の妹・杉田鈴をふとしたことから抱いてしまいます。

そして、鈴は岳史の子どもを身ごもり、樹子がその事実を知ることで一家の悲劇は始まりました。

略奪愛によるドロドロの三角関係、夫と妻、姉と妹、娘と父親とそれぞれの確執だけではなく、鈴が樹子に殺意を芽生えさせるなど最悪な状況に。

鈴の略奪愛と岳史の気の迷いから起きた愛憎劇は、家庭を破壊し、姉妹が抱えていたトラウマを呼び覚ましてしまうのです。

そして、鈴が抱いたトラウマが、姉妹の真実を明らかにしてゆきます。

その2：各話のサブタイトル

『略奪愛・アブない女』の各話のサブタイトルには以下のサブタイトルが付けられています。

（TBSチャンネル「略奪愛・アブない女」より）

序盤の第1話から第4話は岳史が鈴と関係を持ち、岳史が泥沼にはまり込んでゆくさまが描かれていきます。

中盤の第5話から第8話では樹子が鈴の妊娠を知り、家族の確執や愛憎劇が本格化します。

終盤では「まさに略奪愛！」と言える争いと、姉妹の真実が徐々に明らかになってゆくのです。

その3：ドラマキャスト

『略奪愛・アブない女』は個性豊かな俳優陣が濃厚なラブサスペンスを展開します。

（Wikipedia「略奪愛・アブない女」より）

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その4：ドラマ主題歌

本ドラマの主題歌、オープニングはGLAY「Freeze MY Love」、エンディングがGLAY「However」です。

特にエンディングの「However」はミリオンヒットを記録し、90年代後半を代表する名曲のひとつと言っても過言ではないでしょう。

ドラマを見たことがなくても聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

実は主題歌だけではなく作中の音楽もGLAYのTAKURO氏が担当していることも話題となりました。

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その5：ドラマについて

本ドラマの制作陣など番組データは以下のようになっています。

（TBSチャンネル「略奪愛・アブない女」より）

脚本の石原武龍は1980年代から2010年代までの30年以上に渡り脚本を書き続け、日本のドラマ界を支え続けた名脚本家です。

2018年に66歳で逝去されましたが、石原武龍が開催していた私塾には多くの門下生がいて、門下生たちも脚本家として活躍しています。

【ネタバレあり】『略奪愛・アブない女』の見どころを解説！

ここからは『略奪愛・アブない女』の見どころについて

の3つのテーマで解説します。

ここからはネタバレが含まれます。

見どころその1：ドロドロの三角関係を描いた愛憎劇

本ドラマは、岳史と樹子の「夫婦関係」、岳史と鈴の「不倫関係」、樹子と鈴の「姉妹関係」の3つの関係を主軸に物語が展開します。

そして、それぞれの関係を巻き込んだ三角関係により、泥沼の人間模様が描かれます。

そのドロドロ感に拍車を掛けるのが鈴の狂ったような愛情と、姉の夫を略奪しようとする強引な鈴のアプローチ、過激な行動です。

思いを伝えるために嫌がらせをしたり、一方的に気持ちを押し付けたりと、略奪愛のためのなりふり構わない行動は恐怖を覚えるほどです。

最終的には姉の樹子を殺そうとするほど、鈴は略奪愛に狂ってしまいます。

良妻賢母であった樹子も喜怒哀楽すべての感情を作中でさらけ出し、特に強く「哀」の感情を表します。

当事者全員を狂わせてしまうドロドロの三角関係が魅力と言えるでしょう。

見どころその2：主人公は流されやすく女性に弄ばれる男

主人公の岳史は流されやすく、臆病で、鈴の思惑通りの動きをしてしまい弄ばれるところがもうひとつの見どころと言えます。

岳史が鈴のアプローチを断っていれば、断る勇気を持っていれば愛憎劇は展開されませんでした。

仮に過ちを犯したとしても、それを認め、勇気を持って行動すれば鈴の略奪愛がエスカレートする前に状況を収められたでしょう。

しかしながら、鈴の前でも、岳史の味方的スタンスを取る樹子と鈴の父親、謙太郎の前でも最後の勇気が出せず、悪い方向へ悪い方向へと話が進みます。

略奪愛を仕掛けた鈴が悪いと結論づけることは容易ですが、どこまでも流されて自分の意見を出せない岳史も悪く、岳史は不倫に流されやすい典型的なタイプと言えるでしょう。

岳史の流されやすさ、それが本ドラマの見どころでもあります。

見どころその3：鈴の妊娠、泥沼から大団円を迎える結末

鈴の略奪愛は幸せな家庭生活を破壊し、鈴の妊娠により関係者を追い詰めます。

泥沼化した人間関係のなかで鈴のトラウマの原因や、鈴の出生の秘密が明らかになっていくのです。

略奪愛により収集が付かない人間関係に陥りますが、最終的には鈴が岳史の子どもを流産します。

それにより、鈴に思いを寄せていた岳史の後輩精神科医の哲也（袴田吉彦）と結ばれ、二人は海外に旅立ちます。

岳史は鈴を支え続け、鈴のトラウマに心を砕いてきた樹子と夫婦関係を再構築し、ふたたび家族として歩きだすことになりました。

結末として、皆が幸せな形で大団円を迎えるので、略奪愛の終わり方の一つとして参考になるでしょう。

もし、詳細な結末が気になる方は、ぜひ、視聴してみてください。

『略奪愛・アブない女』を見る方法はない？再放送に期待！

2023年2月現在、VOD（ビデオ・オン・デマンド）などの配信サイトでは配信されておらず、各配信サイトなどでのレンタル配信も行っていませんでした。

また、発売中のDVDやVHSなども存在しないため、このドラマを視聴する方法は地上波での再放送、またはCS放送での再放送を待つしかありません。

最近では2017年ごろに地上波にて、2021年ごろにCSで再放送されていました。

根強い人気があるためか、本ドラマは不定期で再放送されているようです。

本ドラマとセットで語られる前シリーズ的なドラマの『ストーカー・誘う女』と併せて放送されることが多いため、見たい場合には再放送を逃さないことが大切です。

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泥沼愛憎劇から略奪愛の悩みに答えを出すのもおすすめ【まとめ】

略奪愛の愛憎劇を描いた「略奪愛・アブない女」は幸せな家庭生活を営む夫が、一時の過ちにより家庭崩壊してゆく様が描かれています。

略奪愛による不倫関係をめぐる三角関係が、夫婦関係、姉妹関係や親子関係に至るまで確執を生み出し、全員が不幸になっていくのです。

勇気のない岳史と略奪愛とトラウマに狂った鈴がいなければここまでの状況にはならなかったでしょう。

本ドラマでは最終的には全員が幸せになる結末を迎えますが、必ずしも略奪愛が幸せな結末を迎えるとは限りません。

もし、略奪愛の情報を集めている最中に『略奪愛・アブない女』を解説する本記事にたどり着いたのならば、置かれている状況を客観的に判断できる電話占いをおすすめします。

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