【Always日本ペットシッターサービス板橋店】
風間真理代表インタビュー

現在のお仕事を志したきっかけ・創業の経緯を教えてください。

動物に関わる仕事がしたいと思ったのは、幼少期からこれまで、いつも自分のそばにいてくれたペットたちに、何らかの形で恩返しをしたいとの想いがあったからです。

それが具体的に「ペットシッターサービス」という仕事に辿り着いたのは、夫の闘病中に留守番をしてくれていた愛犬に「淋しい思いをさせてしまったのでは」との思いが、深く残っていたためでした。

結婚して娘が生まれて、そこからわずか数年の間に病気で亡くなってしまった夫との暮らしは短い時間でしたが、そのかたわらには愛犬がそばにいてくれました。嬉しいとき、楽しいときはもちろん一緒。悲しくてさびしいときには、私たちに寄り添うようにいてくれた大切な家族の一員です。しかし病院にいる夫に付き添う時間が長くなると、必然的に留守番をさせる時間も長くなってしまいました。

ペットホテルや動物病院に預けることも考えましたが、繊細で敏感な子でしたので、普段と違った環境下に預けることに抵抗があり、そのときのベターな選択が、結局、自宅で留守番をさせることだったのです。その後に「ペットシッターサービス」の存在を知ったのですが、もっと早く知っていたら、と思ったのが、この仕事を始めるきっかけになりました。

弊社では、現在、東京都板橋区を基点とした周辺地域でサービスを提供中です。WEBからのご予約は24時間いつでも受付しています。

風間真理代表がモチベーションを高める為に行われている事があれば教えてください。

この仕事をしていますから当然と言えば当然なのでしょうが、やはり「動物好き」であることは大きいです。ペットシッターとしてお客様のお宅に伺い、ペットのお世話に入るだけで自然とモチベーションは上がりますし、スイッチも入ります。動物は言葉を喋れませんが、その気持ちを読み解く過程で、だんだんと自分に警戒心を解いてくれる彼らとの関わりはとても楽しい時間です。

ペットシッターは継続的なご依頼も多く、休日は弊社スタッフでやりくりして確保しているものの、なかなか長期で旅行をするなどのスケジューリングは難しいのが現状です。なので近隣に友人と食事に行くのも、ちょっとしたリフレッシュになります。

今後は、業務効率を上げるシステムの導入やスタッフの増員なども積極的に努めていきたいと考えています。

風間真理代表が人生を歩む上で特に大切にしていることを教えてください。

常に笑顔でいることです。

亡くなった夫の闘病中、担当してくれた医師が教えてくれたのが「頑張る」に当て字をした「顔晴る（がんばる）」という言葉でした。夫の闘病中もそうでしたが、どんなに頑張ってもなかなか状況が変わらず、気持ちに押し潰されそうになるようなときはたしかにあるものです。でもそのときに「悲しみにくれて泣き顔でいるよりも、笑顔で乗り越えていく人こそ、ほんとうに頑張っている人の姿だよね」との励まされて、力が湧いてきました。

人生には思いもよらない出来事がありますし、しなくてもいい経験をしなければならないこともあります。そんなときに下を向いていては、人生を前に進めることはできません。私もここにくるまでには様々にありました。正直、笑顔でいられなかった日もあったと思います。でも自身に挑むような気持ちで笑顔を心がけ、ここまで進んでまいりました。いまも辛さや悲しみに襲われて負けてしまわぬように、常に笑顔を心がけて日々を生き抜いています。

風間真理代表の座右の銘・大切にしている言葉など教えてください。

座右の銘は「誠心誠意」です。

お客様が「どのようなことをお望みなのか」「何を喜んでくださるのか」を常に考え、真心を尽くしてサービスにあたらせていただいております。

企業名「Always日本ペットシッターサービス」と企業ロゴに込めた想いを教えてください。

ロゴには、わんちゃんねこちゃんがいてその周りに企業名が入っています。ぜひ拡大してご覧ください。

「Always日本ペットシッターサービス」という企業名は、弊社創業のきっかけとなった既出の我が家の愛犬との関わりを踏まえて名づけました。Alwaysは、飼い主の側からすると「大切なペットといつも一緒に」、ペットの側からすると「いつもと変わらない日常」との意味を込めています。留守にしていても、その子と一緒にいるときと同じように、いつも通りのお世話をしてあげたいのが飼い主様の心情ですし、いつもの環境下であることがペットの安心感につながるからです。

「Always日本ペットシッターサービス」のビジョンと具体的に取り組んでいることについて教えてください。

一度ご自宅に迎え入れた大切なペットたちですから、飼い主様が「最後まで一緒に暮らす幸せ」に注力しております。

もしご高齢になった飼い主様が高齢者住宅などに居を移すような機会や、ご自身の環境の変化にともない一緒に過ごしてきたペットとの別れをやむなく考えなくてはならない、などというときには、ぜひ弊社に一度ご相談ください。お力になれることもあるかもしれません。

「Always日本ペットシッターサービス」の詳しい事業内容や強みを教えてください。

ご依頼をいただくと、ご自宅に伺って留守中の飼い主様に代わり、愛犬・愛猫・小動物たちのお世話をする事業です。小さなケージで過ごすペットホテルや動物病院とは異なり、いつもと変わらない環境下でペットたちが過ごせるのが特徴です。

お引き受けするにあたり、事前にお打ち合わせのお時間を頂戴して詳細な打ち合わせをしています。ペットにとってのいつもの環境により近いところまで、もっていけるように尽力するのが私たちの仕事です。

また、お客さまからご好評いただいているのが、留守宅のペットのご様子を詳細にお届けする動画と写真入りの報告書です。報告書に添付する写真や動画とはいえ、どこまでも飼い主様の愛情や想いを想像しながら撮影をしています。ペットたちは、飼い主様にとっては家族同然。あえて写真に収めたり動画を撮ったりするシーンは意外にも機会が少ないことからも、楽しみにしていただくケースは多いようです。

「Always日本ペットシッターサービス」で働く仕事のやりがいについて教えてください。

飼い主様から「お願いしてよかった」と言っていただけることが、私どものやりがいにつながります。喜んでいただけることが何よりです。今後もご提供できるメニューの拡大も視野に入れて準備を進め、ますますのサービス向上に取り組んでまいります。

ペットと関わる上でのポイントやアドバイスについて教えてください。

個人的な意見になりますが、飼い主様とペットとの間の距離感は大切です。お分かりのようにペットにもそれぞれ個体差があり性格も違いますから、ペットとご自身の間にあるお互いの距離を心地よく保てるとペットと長く良い関係でいられます。

今までの苦労してきたことと、そこで学んだことは？

ご利用いただいています飼い主様たちは、それぞれにご事情がおありで、本当であればご自身でもっとペットと関わる時間を持ちたいのにその時間が思うようにとれないとお話になる方ばかりです。

なのでペットシッター訪問時の報告につきましては、その状況を詳細に伝えるため長文にはなるのですが、できるだけ簡潔にサッと読めるように表現できるよう努力しています。

弊社のサービスは、創業よりご利用くださる飼い主様の声を伺って試行錯誤を重ね、現在の形態に至りました。ご意見やご要望に対しこちらで提供できるものを考えてみて、その時の最適解を出してきた結果です。今後もますます精進を続けて利用者の皆様に喜んでいただけますよう、邁進してまいります。

どのような方にAlways日本ペットシッターサービスのサービスをご利用頂きたいですか？

留守中でもできるだけいつもに近い環境にペットが居られることを望んでいらっしゃる飼い主様には、ぜひご利用いただきたいです。特に敏感さや警戒心の強さを感じるペットには最適なサービスだと思っております。

しかし「ペットシッターサービス」の認知度はいまだ低いままです。飼い主様がペットの預け先に困っているにもかかわらず、なかなかサービスの利用に踏み切れない理由のひとつが、留守中のご自宅への訪問になるからです。私どもペットシッターにペットのお世話をお任せいただくには、飼い主様からの信頼がなければサービスの提供はできません。

弊社では飼い主様が最初から安心してご依頼いただけますように、日々、SNSやインターネットを通じた情報の発信にも積極的に取り組んでおります。それをきっかけに、ご依頼をいただけましたら幸いです。

この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

ペットと暮らしていることを理由に外出に躊躇していたり、外出しなくてはならないのにペットの預け先に悩んでいたりするのであれば、まずは弊社にご相談ください。

飼い主様とペットにとって、最適な環境をつくるサポートをさせていただきます。